愛媛県立とべ動物園

飼育日記

キーパー飼育日記

バードパークご案内

バードパーク

 バードパークでは今現在16種類の鳥を飼育しています。そのほとんどが愛媛県内で普通に見られる鳥たちです。実は身近にいろんな種類の鳥がいるということを知ってもらいたくてこの施設は作られました。
 バードパークに入ってまず目につくのはカモ類だと思います。バードパーク内で種数、個体数共に1番多いのがカモ類です。餌はミキサーにかけて細かくしたキャベツやドッグフードなどを混ぜて(写真1)、水を入れた容器に入れて与えています。種や個体によって習性や性格も様々で、いつも群れで行動しているカモ、その群れと適度な距離を保ちながらも時々混ざっているカモ、常に男女ペアで行動を共にしているカモ、一匹狼なカモなど、自分の性格に近いカモを探すのも一興です。
 上を見上げていただくとカモ以外の鳥が見られます。目立つのはハト類です。バードパークではアオバト、カラスバト、キジバトを飼育しています。餌はキウイ、小松菜、バナナ、ムシイモ、リンゴを細かく切って与えています(写真2)。1番人気なのはムシイモで与えた途端にバクバクと飲み込んでいきます。
 バードパークの鳥はカモ、ハトだけではありません。ひたすら地面を歩きまわっているコジュケイや小さな体で飛びまわっているムクドリ、滝のそばで何かを待っているようにたたずんでいるゴイサギなど、どの鳥も魅力的な鳥たちばかりです。是非様々な鳥たちを探し当てにバードパークにお立ち寄り下さい。
バードパーク担当 大西貴彰

写真1

写真2