飼育日記
キーパー飼育日記
病院で飼育している動物たち
フクロウのよつば
とべ動物園の動物病院では、フクロウの「よつば」とバンという種類の鳥(名前はまだありません)の2羽を飼育しています。2羽とも片側の翼を骨折していたため保護され、当園にやって来ました。
4月当初、よつばは獣医の私に対してクチバシをカチカチ鳴らして威嚇をしていましたが、今では私の手から餌を食べてくれるようになりました。バンは、ツル目クイナ科の鳥で、河川や田んぼなどの水辺に生息しています。警戒心が強く、動物病院では近くに人がいると走り回るので、じっとしているところを近くで見ることはなかなかできません。額板という上嘴の基部から額にかけての硬い部分が赤色で、嘴の先は黄色なので、そのコントラストがとても特徴的です。
皆さんの前に2羽が登場できる日を楽しみにしていただけると幸いです。
(獣医師 桑原祐子)
よつばの給餌風景
バン