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動物の様子
夏が終わっても気が抜けません!
大きくなったかな?
酷暑と豪雨の夏が終わり、ようやく涼しい季節が訪れようとしています。しかし動物園では気温が低下するこれからの時期に健康管理や環境整備に気が抜けない動物たちもいます。それは今年生まれや新しくやって来た、この砥部の地で「初めての冬」を迎える動物たちです。
メスのカリフォルニアアシカのココア(3歳)は、今年の3月に、いしかわ動物園からやって来ました。ようやく仲間たちにも溶け込んで、職員や来園者にも愛嬌を振りまいています。また、5月に来園したメスのビントロングのルチュ(3歳)と8月31日来園したお婿さん候補のビンカ(11歳)と8月14日生まれたピューマのオスも初めて砥部で冬を越します。ビンカと赤ちゃんピューマは一般公開に向けても、新しい環境に慣れようと頑張っているところです。その他にもアジアスイギュウの隣では7月に神戸からやってきたアカカンガルーが5頭、カワウソ舎の隣では6月に生まれたアフリカタテガミヤマアラシの親子もご覧いただけます。
ご紹介した動物たちの前を通りかかった際は「がんばれ!」と心の中で応援しながらじっくり観察してみてください。するとその動物の今後が気になりはじめ、きっとまた会いに来たくなるはず。獣医的には全部推しです! (獣医師 毛利靖)