愛媛県立とべ動物園

動物紹介

今月のアイドル

ピューマのマリー

今月のアイドル動物は、「ピューマのマリー」です。

ピューマのマリーの"神対応"!?
マリーは2007年5月に静岡市立日本平動物園で生まれ、2008年にとべ動物園にやってきました。小顔で端整な顔立ちをしていて、ピューマ界きっての美女なのは間違いありません!2012年には、今は亡きユウマ(♂)との間にインティとラフたちをもうけてくれました。
マリーは、やや神経質で気まぐれな性格でキーパーが近づき過ぎると、それ以上近づかないでと言わんばかりに「シャッ!」と威嚇をして、あのアイドルのように“塩対応”をしてくれます。
マリーはその性格のおかげで、3頭いるピューマの中では、どちらかというとあまり目立たない存在でした。

1月にとある事情により、マリーとラフの展示場を入れ替え、マリーは南米獣舎側に、ラフはライオン舎側に移りました。すると、以前までは来園者に対してもどこかそっけない塩対応を取っていたマリーがなんと、人が変わったように、いや、猫が変わったように来園者と楽しそうに追いかけっこ遊びをしているではありませんか!!
いつもラフと追いかけっこをしてくれている他の職員や常連さんたちも2頭が入れ替わっていたことに気づかなかったほどです。理由はわかりませんが、展示場を変えたことで、きっとマリーの心の中にちょっとした変化があったのでしょう。気まぐれなところは相変わらずですが、これからも“神対応”になりつつあるマリーをよろしくお願いしますね!
(ピューマ舎担当 濱田 純基)