愛媛県立とべ動物園

飼育日記

キーパー飼育日記

マントヒヒの群れがさらに賑やかになりました!

 とべ動物園では、雄6頭、雌8頭のマントヒヒを飼育していますが、10月29日に、12年振りに赤ちゃんが誕生しました。性別は女の子です。出産したのはスアルジュ(13歳)で、初産のため、ちゃんと子育てをしてくれるのか心配でしたが、子育てがベテランの雌メメやチャメ、父親のメカ達に見守られながら、一生懸命に子育てを頑張っています。
 最近では赤ちゃんの動きも活発になり、スアルジュお母さんから離れて遊びたいようですが、心配性なスアルジュお母さんは、離れないようにしっかりと赤ちゃんを抱きしめています。他に活発な雄や、やんちゃな雌がいますので、一人遊びはまだ心配なのかも知れません。でも久し振りの赤ちゃん誕生なので、他の仲間たちも遠目に子育ての様子を見守りながらスアルジュ親子を応援しているようです。
 今回の赤ちゃん誕生で飼育数が15頭になり、群れが一段と賑やかになりました。赤ちゃんを抱いている姿が見られるのは約3ヵ月ですので、今のうちに可愛い姿を是非見においでください。12月13日(日)には命名式を行う予定です。投票期間は11月25日(水)から12月13日(日)までです。皆さんも赤ちゃんの命名者になってみませんか?
(マントヒヒ担当 三根生康幸)